2008.09.24

米リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに金融大再編か!?

米リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに金融業界の大再編が行われそうです。矢継ぎ早に邦銀が出資を発表。米サブプライムローン問題を転機として世界進出への足がかりとなるか!?

現状の邦銀の各行の動きをまとめておきたいと思います。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
8月22日 米証券2位のモルガン・スタンレーの第三者割当増資を引き受け、普通株式を最大20%取得、出資額は9,000億円で合意。モルガンの筆頭株主に。
日本企業の海外金融機関への出資では過去最大規模。
事業面では、モルガンが得意としてきたM&A(企業の合併・買収)などの投資銀行業務で世界的な提携を進めたい考えだ。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)
今年6月 英大手銀行バークレイズに約1,000億円を出資。
8月24日 米金融大手ゴールドマン・サックスへの出資を検討中。出資額は1,000億円を超える規模となる見通し。

みずほフィナンシャルグループ(8411)
今年1月 米大手証券メリルリンチに約1,300億円を出資。
8月21日 米投資銀行エバコアの発行する12,000万ドルの新株予約権付社債を取得。
医薬、情報通信など互いに強みのある業種に関して共同の専門チームを組み、日本/北米間のクロスボーダーM&Aの提案、助言を行うとのこと。

野村ホールディングス(8604)
8月22日 米リーマン・ブラザーズのアジア部門の買収を決定。
8月23日 米リーマン・ブラザーズの欧州・中東部門の買収を決定。
アジア・欧州・中東におけるリーマンの顧客基盤や企業の合併・買収(M&A)などの投資銀行業務の強化を目的。これにより、野村ホールディングス(8604)が民事再生法の適用が決まったリーマン・ブラザーズ証券(東京)の実質的なスポンサーになる見通しだとのこと。

あと、邦銀関連ではないのですが、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイがゴールドマン・サックスの50億円分の優先株を引き受けるとのこと。10%の優先株50億円分と「5年以内の希望の時期に」1株当たり115ドルで50億ドル分の普通株を追加購入する権利も得たとのこと。

ウォーレン・バフェットが動いたことで、ゴールドマン・サックスに強力な支援者ができましたね。市場が落ち着きを取り戻すにはまだ時間がかかるかもしれませんが、投資家心理としては少しは安心感がでますよね。

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